【Nスタ単独インタビュー】梅宮アンナさん乳がん告白、乳がん早期発見のために「ブレスト・アウェアネス」|TBS NEWS DIG

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  • Опубликовано: 10 сен 2024
  • 13日、自身のSNSでライブ配信を行い乳がんであることを公表した梅宮アンナさんが、Nスタのカメラの前で今の心境を語りました。
    ■梅宮アンナさん乳がん公表「浸潤性小葉がん」はわずか5%「右胸だけ小さく・・・」
    上村彩子キャスター:
    梅宮アンナさんが闘病中だと明かした乳がんは非常に珍しいケースのようです。
    「浸潤性小葉がん」とは、胸の中にある「小葉」という組織のがん細胞が、小葉の膜を破って外に出ているような状態。発生頻度は、乳がん全体の約5%と非常に稀なケースだと言えます。
    梅宮さん自身も「散らばるタイプのもの」と明かしていますが、どのようなことがきっかけで発見したのでしょうか?
    ご自身の胸に異変があったそうです。一般的に言う胸のしこりは見つかっておらず、自分の体を見たら右側の胸が1カップぐらい異常に小さくなっていたということです。
    井上貴博キャスター:
    このがんは、大変見つけにくいもの、そして隠れやすいという言葉を梅宮さんは使ってらっしゃいましたけど、PET検査などでもわからないレベルなんですか?
    明石定子 東京女子医科大学 乳腺外科 教授・期間分野長:
    小葉がんは、乳房の中で細胞がバラバラバラと散らばってしまい、しこりを作りにくいタイプです。なので、超音波で見たとき、しこりとして見えなかったり、PET検査でもしこりを作っていないと見えないということがあります。今回は全く見えなかったということですので、かなりレアですが、こういうこともあります。
    ■乳がん 早期発見のためには?「ブレスト・アウェアネス」が大事
    ホラン千秋キャスター:
    梅宮さんのように普段から自分の体をよく観察していて「あれ?いつもと違うな」ということに気づくということは、やはり重要な要素ですか?
    明石教授:
    今、「ブレスト・アウェアネス」という言葉がよく使われていますが、自己検診でがんを見つけましょうって言われたときに、皆さん、がんって触ったことないですよね。
    なのに、自分で触って見つけろと言われても、ちょっとハードルが高いと思うんですけども、そうではなくて、いつも自分の胸に関心を持ちましょう、何か変化があったら受診しましょう、というのがブレスト・アウェアネスです。「変化に気付け」ということであれば皆さんできると思うんですよね。
    井上キャスター:
    がんができて、どちらかの胸が小さくなるというのはありうるんですか?
    明石教授:
    珍しいケースですが、ごく稀にあります。
    萩谷麻衣子弁護士:
    梅宮さんご自身の家系で、がんの方もいらっしゃるし、気をつけていて、年に1回健康診断や人間ドックに行きますよね。それでわからないとなると、どうやって発見すれば良いのでしょうか。
    明石教授:
    ご自分でも気をつけてらっしゃったのに、なかなか見つけにくいタイプのがんだったということで、非常に残念ではあるんですけれども、通常は、きちんと検診を受けていただければ見つかることが多いんですよね。
    もちろん、検査と検査の間で、自分で見つける「中間期がん」というのもゼロではなくて、そういうこともあるのでブレスト・アウェアネス、ご自分でも関心を持ちましょうということ。検診とブレスト・アウェアネスの両方で早期発見を目指していただきたいと思います。
    ホランキャスター:
    自己検診のやり方で、こういうやり方がおすすめというのはありますか?
    明石教授:
    お風呂に入るときなどに腕を上下に動かして、ひきつれがないか。あとは、触るときは、指の腹で押し付けるようにして触ってみる。実際には、肋骨を触って「がんかな?」と思ったり、つまんでしまうと、正常な乳腺組織をつまんでしまって「しこりかな?」とか、自分でしこりを見つけようというのは結構難しいんですよね。
    なので、1回で見つけようとするのではなく、タイミングとしては生理のある方だと、月経開始から10日目ぐらいが一番、胸が柔らかい状況ですので、そのタイミングで毎月触ってみる。「前はなかったしこりがあるな」「形が変わってきたな」ということがあれば受診していただければと思います。
    ■遺伝の要因は大きい?
    上村キャスター:
    梅宮さんは、がんと診断された際には、既にステージ3Aの乳がんだったということです。「(がんは)ちょこっと取ればいいレベルではなく全体にある」と明かしています。
    そして、抗がん剤治療は既に開始していて、ご自身の選択としては「終わったらその先は全摘出手術を行う」としています。
    担当医に「私は死にますか?」と質問したそうです。担当医は「それは神様にしかわからない」このような回答もあったと明かしています。
    井上キャスター:
    遺伝の要因は大きいと考えられますか?
    明石教授:
    そうですね。そういう方はしっかり検診を受けていただくということが必要になりますね。
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    プロフィール
    明石定子さん
    東京女子医科大学 乳腺外科 教授・期間分野長
    これまで3000件以上の乳がん手術を執刀
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